なんちゃって音楽研究所

80年代音楽を中心になんちゃって考察をするブログ

私の松田聖子論 各論「SQUALL」5-②

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引用:集英社「明星5月号(1980)YOUNGSONG」より



みなさんこんにちは

Ramoonです。

この記事を書くのに昔のYOUNGSONGを見ていたら、初めて聖子さんがヤンソンで紹介されるページを発見。

まだまだ無名の時期です。ちょっと貴重でしょ。

 

 

1  SQUALL

(5)裸足の季節

 

前回の続きです。2回に考察が分かれてしまいました。

さっそく参りましょう。

 

「ハラハラし通しのエピローグには」の「ハラハラ」のメロディと歌詞がシンクロしてますね。うまいですねー。このあたりの仕掛け。と、この後ろのストリングス。美しい。

 

「エクボの 秘密あげたいわ」の「あげたいわ」の部分。一番キレイな音域なんでしょうね。意識してこのあたりを作曲者やディレクターが使ってるんだと思います。

 

「愛をめがけ 今走り出す私」のところボーカルとベースラインが心地よく絡みます。特に「わたし」のあとのベースのフレーズがこの曲の中で一番好きなところです。1コーラス目とフレーズが違うんですよね。

 

そして、そのフレーズに心を奪われ、「うーん」と低い声で唸っている間に曲は間奏へ。今までのようなガン!とくるようなソロではなく、ベースとドラムが心地よくリズムを刻んでいるところにフルートが絡んでくるソロ。ストリングスやキーボードがメロディを受け渡ししていきます。今のバンド音楽ではここはギタリストがメインに出てきそうなところですが、オーケストラが主流であったアイドル音楽の良い例ではないでしょうか。ほんとに素晴らしい間奏です。

 

そしてまたサビにいくのですが、どうしてもベースに耳がいきます。この曲のかっこいいノリを生み出してるのはベースだなあーと思います。

 

「二人 ひとつのシルエット」、「シルエット」とクロージングに向かいます。終わり方もストリングスの入り方もいいですね。聖子さんのビブラート、最後のキーボードのポルタメントが効果的です。

 

あー、素晴らしい。いい曲を聴いたという余韻が残ります。この曲はホントに何度繰り返し聴いても飽きることありません。何度も素晴らしいと唸ってしまいます。

 

 

以上となるのですが、私の拙い考察でみなさんに伝わりましたでしょうか。

私ひとり盛り上がっていた感がありますが(;^_^A

 

ご清聴ありがとうございました。またのお越しをお待ちしています。

では、また。

 

See  You!