研究所の放課後
みなさんこんばんはRamoonです。
研究所を抜け出し放課後になってしまいました。
また、ちゃんと考察に戻ります(;^_^A
今夜は私が初めて買ったレコードについて。え?興味ない?そうですよねー。
そりゃそうです。
しかし強引に今夜も突き進むRamoonです。すいません(;'∀')
えー、あれは小学低学年の時だ。歩いて10分くらいのところに複合施設ができた。
今はもうない。当時は洒落た建物だった。ちょっとした歌手が営業にも来てよく見に行ったものだ。1階には花屋や食品売り場、2階には洋服店、眼鏡屋、おもちゃ屋(インベーダーゲームがあったな)、そしてレコード店もあった。
家には家族のレコードの他に、私自身がもらったレコード「およげ!たいやきくん」、平尾昌晃と畑中葉子の「エーゲ海の旅」(何故か「カナダからの手紙」ではない(笑))などがあった。
そしてある日(小学低学年の時ね)、自分でレコードを買おう!と思い立ち、あのレコード店へ向かった。
そのころ、ピンクレディの「モンスター」が流行っていて(歳がばれちゃう(;^_^A))、それを買うつもりだった。
いざ、レコード店に着くと矢沢永吉「時間よ止まれ」が流れていた。私は何を思ったかその「時間よ止まれ」のレコードを手にしていた。そう、初めて自分で買ったレコードは「時間よ止まれ」だったのです。
思えば・・・。母にお使いを頼まれ、近くのお店にバターを買いに行ったときのこと。
「バター、バター」と言いながらお店に着いたのに、無意識にプラスティックのマイクの中にお菓子が入っている駄菓子?に気を取られ、それを買って帰ったことがあった。
母にこっぴどく叱られたっけ。
それと同じように知らぬ間に違うレコードを買っていた。店内でかかっていた曲がよっぽど気に入ったんでしょうね。今にして思えば、渋い好みの子供やなーと思ったりするわけです。
で、なぜこんな話をしているかといいますと、少し前にサーカス「ミスターサマータイム」の動画を見まして、懐かしさが蘇ってきました。確か、この曲もあのレコード店でかかってたような気がするのです。
あらためて聴きますと、なんて大人の曲なんだろうと。この年齢になってこの曲の良さを知ったというか。メインボーカルの叶正子さんのなんて温もりのある声!ナンシーウィルソンのようなあったかい声ですよ。ホンモノのボーカリストが日本にもいるじゃないか!とびっくりしました。それがこれ。
2012 サーカス :: Mr. サマータイム @ 432 Hz
「ミスターサマータイム さがさないで あの頃の私を」の「を」の発声。この声が温かい。優しい。そしてこのバージョンのハーモニー、アレンジの素晴らしいこと!ギターの入り方も優しい!何度も聴いてます。
この曲を聴くとあの穏やかだった日々を思い出します。夏の陽射しが照り付ける中、子供がひとり、子供にしては大金のレコード代を握りしめ、レコード店で最後の最後まで悩んで結局流れていたレコードを買って帰ったという・・・。
時は過ぎ行く。
早いものです。
それではまた・・・
See you