なんちゃって音楽研究所

80年代音楽を中心になんちゃって考察をするブログ

私の松田聖子論 各論「North Wind」5

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引用:集英社「明星11月号(1980)YOUNGSONG」より



みなさんこんばんはRamoonです。

北海道で観測史上一番の暑さだったとか。

ホントですか?どうなっていくのでしょうね。

暑いよ、まだ5月だぜ。

 

 

2 North Wind

⑤風は秋色

作詞:三浦徳子 作曲:小田裕一郎 編曲:信田かずお

 

三枚目のシングル曲ですね。青い珊瑚礁の大ヒットにより一躍脚光を浴びることになった聖子さん。この三枚目のシングルの出来が今後の活躍に大きく影響を与えることになります。私自身も次はどんな曲がリリースされるのかと大注目していました。

 

ある夜、聖子さんのシングル曲はこの曲です!ってラジオで流れたのね。私は即座に録音を開始!で、その録音を繰り返して聴いてすぐに歌詞を書き起こしたのです。何故かって?翌朝学校に持っていって自慢するのですよ!誰よりも早く聖子ちゃん情報を発表したかったのね。しかし・・・その曲は「eighteen」だったのです。おい!そのラジオ番組!ガセネタ流してんじゃねーぞ!確かに、B面やけど!

 

ということで、のちのち、この「風は秋色」が三枚目のシングルとわかったのです。

それくらいファンは今か今かと待ったシングルだったのです。

 

ちゃんと「裸足の季節」「青い珊瑚礁」の流れを汲んでいて、それでいてマンネリな感じもなく三枚目のシングルはこれしかないやろ!ぐらいの作品でした。完璧です。

 

「La La La ・・・Oh! ミルキィ スマイル」って聖子ちゅあんのためにあるような言葉じゃないか!とまず来るわけですよ。つかみはOKってとこです。

 

「あなたの腕の中で旅をする」って来ましたか~。男ってこんな言葉に弱いのよ。バカな生き物ですよね、ハイ。

 

「抱きしめて やわらかな その愛で・・・」抱きしめれるなら抱きしめるっちゅうねん!できないことを言うたらあかんよ、聖子様。

 

「ちぎれた愛が 指に髪に離れない」ここの振り付けがかわいいのよね。ここはアイドルの本領発揮というところでしょうか。髪のすそをピンと指で跳ねるのよね。男どもはキュン死です。

 

そしてここですな。「泣き虫なのは あなたのせいよ」ここの振り付け!いったん目線を外し、「あなたのせいよ」でこっちを直視!こりゃたまらんでしょう。そうね、ガンダムビームライフルがザクの胸部を貫通。ま、そんな感じでしょう(笑)

 

曲中でヒロインを演じるスキルはこの頃からやってるんですね。

 

この曲は歌詞も素晴らしいですね。無駄がない。さすがシングル曲。

声もすごくキレイ。サビに行く前の三連がめちゃ気持ちいい。

 

あと、間奏がいつもながら秀逸です。ストリングスとピアノからフルート、木琴(あ、木琴て言わない?何?マリンバ?何だっけ?)に移っていく流れ。いいですよねー。

 

伸びやかなきれいな声ですね。すごい才能。「松田聖子」っていうジャンルですよ、これはもう。サビ後ろのギターの入れ方もオシャレだ。

 

ラストはサビ終わりでスッと終わるのですが、フルートがいい味だしてますよね。

 

いやあ、この曲でアイドルの第一人者としての地位を確立いたしました!バンザーイ!

 

今回はこんなところです。

では、また次回

 

See You