なんちゃって音楽研究所

80年代音楽を中心になんちゃって考察をするブログ

私の松田聖子論 各論「Pineapple」7

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みなさん、こんばんはRamoonです。

コロナの影響で人々の交流がなかなかうまくいきませんね。

友人も人に思うように会えなくて気が重い、って言ってました。

わたしは最近、動画で昭和の名作ドラマ「パパと呼ばないで」をよく見てます。石立鉄男さん主演のドラマです。1972年の放送ですからもう、48年前ですか。

昭和の東京の下町が物語の舞台なんですが、人の人情や家族愛に溢れ、不覚にも何度も泣いています。平成、令和と時は流れ、わたしは大切な「何か」を忘れてしまったように感じます。

 

さて、今日もいきますよ!

 

 

 

3  Pineapple

⑦ レモネードの夏

 作詞:松本隆 作曲:呉田軽穂 編曲:新川博

 

さあ、7曲目「レモネードの夏」。 

編曲者が新川博さん。すいません、あまり存じ上げません。少し調べよーっと。調べてみるとー。どうやらこの曲は松任谷由実さんつながりのようですね。ちなみに他の曲を見てみると・・・、うーん、おっ!高中正義さんの「渚・モデラート」の編曲してるんだ。他は・・・、1986オメガトライブの「君は1000%」。

 

さて、曲へと参りましょう。

 

冷えたレモネード 白いカフェから

揺れる木漏れ陽を見たの

あとあなたに逢えれば もうひと足 早い夏

 

なるほどねー。もうこれだけでこの曲の要旨がわかるってもんじゃないですか。

「冷えたレモネード」、「白いカフェ」、「木漏れ陽」。もうこりゃ、避暑地のオシャレなカフェにいるんでしょう。ポッキーのコマーシャル。ハッとしてGood!をバックに電話BOXで出会うみたいな・・・。ものども、であえ、であえー!(時代劇風に)

 

そんな避暑地なんて行ったことない。あ、そういや、学生の時、バンド合宿で行ったっけな・・・。あんまりいい思い出はない(´;ω;`)ウゥゥ

 

そう!ときめくような出会いなどなかったではないか!なんて寂しい人生。

いかーん!最近僻みっぽくていけねーや。(江戸っ子風に)次、つぎ。

 

樹にもたれた 貸自転車

コテージから光を縫って来た

想い出には縛られない

もう恋などする気も無い私

 

いやー。こんなおしゃれな青春時代を過ごしたかったなあ。後悔先に立たずってね。

まあ、このカフェに自転車漕いでやってきたのね。なんか失恋して、「恋なんかもうせんわーい!ルネッサーンス!(ヒゲダン初期型)」状態なのね、きっと。

 

少し淋しげな 深い青空が

肩に降り注ぐ避暑地

あとあなたに逢えれば もうひと足 早い夏

 

失恋するとさ、何をしても楽しくないのよね。こんなおしゃれなカフェで、良質マイナスイオンが降り注いでるのに、青空が逆に淋しく見える。心にぽっかり穴が開いて、風がヒューヒュー抜けてくのよ。

 

今は私も20才 自由に生きる事を

憶えながら 一人で生きてる

 

ここ、少し違和感があるんだよなー。いきなり演歌なんだよ。Cメロとして存在感はありますが。Aメロ、サビとサラッとくるから、ドン!と置いたのでしょうね。

 

時が消した 胸の痛み

忘れるのに一年かかったわ

 

(この後の歌詞省略)

 

そうかー。わたしは、女性ってあんまり未練とか持たないと思ってたけど。わたしは失恋から立ち直るのにどれくらいかかったか、ってーとー。うーん10年くらいかな。ながーい!(ハンバーグ師匠風に)

 

この曲のようにさ、オシャレな避暑地に行って冷えたレモネードの薄いスライスを噛めばもっと早く忘れられたのでしょーか。ううっ。

 

しかし、このアルバム「Pineapple」をそっと盛り立てるいい曲です。夏を感じるなー。

さわやか。

 

では、今日はこの辺で

 

See You