なんちゃって音楽研究所

80年代音楽を中心になんちゃって考察をするブログ

なんちゃって研究所の再開①

 

 

薔薇は美しく散る

薔薇は美しく散る

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 みなさま、お久しぶりでございます。所長のRamoonです。

長くお休みしておりました。ごめんなさい。少しづつ再開したいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。えー、今回は聖子さんの曲ではなくこの曲です・・・。

 

 

薔薇は美しく散る

作詞:山上路夫 作曲・編曲:馬飼野康二 

 

「また、えらいとこから曲を選んだなー」という声が聞こえてきそうです(;^_^A

そうですね、自分でもそう思います。

 

実は流れがございまして・・・。

先日、YOUTUBEを適当に流し見しておりましたら、「UFOロボ グレンダイザー」のオープニング曲を外国のオーケストラが真面目に演奏している動画を目にしました。「え?どういうこと?」と頭が混乱してしまいました。

 

で、いろいろ調べたところ、日本のアニメってすごく評価が高いんですよね。もちろんフランスなどで人気があるというのはテレビなどで知ってはいたのですが、中東の方で人気があるというのを知ってびっくりしました。他にボルテスV(ファイブ)なども人気があるとか。

 

私が子供の頃に見たアニメが世界で愛され、そのオープニング曲を口ずさんでいることに驚きました。あ、その流れでね(笑)、この「ベルサイユのばら」の主題歌「薔薇は美しく散る」に行きついたのです。イタリアなどで「LADY OSCAR」という名で親しまれているそうです。

たしか、私が小学生の頃に放映されてた記憶があります。少女漫画でしたので、当時はテレビで見る事はなく、話の内容は全く知りませんでした(;^_^A

 

ただ、この主題歌はとても好きで、放映されてた時もオープニングだけは欠かさず見ていた記憶があります。曲の始まりに映し出される絵がとても美しいのです(影絵みたいなやつね)。歌とともに流れる映像も含めよくできたオープニングでした。

 

ルパン三世コブラなどアニメーション制作をしている東京ムービー新社の創り出す世界は、この時代にしてはすごく斬新だったと思います。子供向けではないんですね。

曲と映像の組み合わせが上質のミュージックビデオのようでした。

 

フランス革命を題材に、フィクションではありますが、史実に沿って話が進んでいきます。フランス人はこのアニメからフランス革命を学んでいるというぐらいだそうで、原作の池田理代子さんはフランス政府から「レジオン・ドヌール勲章シュバリエ」を受章されているそうです。すごい話ですよね。

 

さて、前置きが長くなりましたが、曲へ参りましょう。作曲者を見ますと、馬飼野康二さんじゃないか!といまさらながらに驚きました。いや、当時もね、おそらく目にしていたのですが、「そうなんだー。」と、再確認しました。この方です⤵

 

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引用:集英社「明星12月号(1984)YOUNG SONG」より

 

馬飼野康二さんといえば、真っ先に思い浮かぶのは西城秀樹さんなんですよね。「激しい恋」「傷だらけのローラ」「炎」とかね。で、調べると笑っちゃうほど作曲されてるんですね。本当にすごい人です。他に松崎しげるさんの「愛のメモリー」とか、嵐の「A・RA・SHI」、あ、そうそう近藤真彦さんのアルバム「WINNING」に収録されている「Y・A感覚」とかね(ちょっとマニアックか(笑)個人的に好きな曲なんで(^▽^;))。ほんとに幅広くて、またそれぞれオリジナリティがあって作曲の才能に溢れている方です。

 

うわーっ、全然、歌詞の考察にいけなーい。これはあれだな、次回に持ち越しだ(笑)

ということで今日はこのへんで

 

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