私の松田聖子論 各論「Candy」9
みなさま、お久しぶりでございます。
何日ぶりなんでしょう?
帰ってまいりましたよん。
その間、曲作ったり、ライブしたり。
この歳になってバイクの免許を取ってツーリングに出かけたりしております。
まだまだ青春真っ盛りでございます!!
アクセル全開!
4 Candy
⑩ 真冬の恋人たち
さて、聖子さんのアルバム「Candy」もラストの曲、「真冬の恋人たち」。聖子さんの数ある作品の中でも好きな曲のひとつです。
シンプルなキーボードのメロディから入ります。もう、この音だけで苗場スキー場のゲレンデに雪が降ってそうだもんね。(昔、芸能人の冬のイベントって苗場スキー場でしたよね、(笑))昔は湖とかに自然にできた氷をスケートリンクにして滑ってたそうな。おそらくそういう場所なんでしょうね。
ま、場所はともかく、確かに硬い音で冬のキン!とした寒さを表現してて、また、空から降ってくる雪のリズムを感じますよね。
さて、歌詞を見ていきましょう。
冬の湖 氷の鏡に バックターンでポーズ決めるあなた
この一行でシチュエーションがわかりますよね。すげー。季節、冬。場所、湖。氷が張っていてそこでスケートしている。あなた、恋人。
おお、すんなり目に浮かぶがなー。
私知らない スケートはきらい
立っているのが やっとなんだもの イ・ジ・ワ・ル
これね、彼がバックターンできるほどの技量があるからかっこいいですが、
私もデートでスケート行ったことありますが、生まれたての小鹿のように震えてすべっておりました(;^_^A
私はさておき、彼女をほっておいて自慢げにすべっておるわけです。それを見て彼女はかわいく激おこぷんぷん丸なわけです。こんな娘いないよ。ファンタジーだ!
「何、ひとりで滑っとんじゃーい!」となりますがな。ふつう。よほどかっこいい彼なんでしょうな。
サウンド面では、「私知らない」からのベースラインがいいですよね。かっこいい。センス抜群。高水健司さんという方が弾いているとのこと。で、調べてみますとー。その風貌から「大仏さん」と呼ばれる、日本ポップスの名曲にこの人あり云われるほどの名プレイヤーとな。松田聖子さんの曲でいうとー。ワッ!「裸足の季節」もあるぞ!あの曲のベースめちゃくちゃかっこいいんだよなー。この人かあ。初めて知りました。すいません(;^_^A
えー、次。
「可愛いね、君」離れてるから
「ねえ ひとりきりなの」知らない人が声をかけるのよ
この曲の一番好きなところです。男性コーラスがセリフをメロディーに乗せて歌うわけですが、違和感なくさらっと聴けますよね。それでリスナーに、あ、ナンパされとんな、とわかるようにしています。
コーラスは杉真理さんと山田秀俊さんがされているようです。杉真理さん・・・どこかで聞いたような・・・あっ!ハイファイセットの「素直になりたい」を作詞作曲している人だ!あの曲大好きなんだよなー。シチズンの時計のCMでかかってた曲ですごく耳に残るフレーズだった。あと、「バカンスはいつもレイン」てのもあったなあ。グリコのセシルチョコレートだっけ。こんな人がコーラスやってんのか。すげーな。
しかしまあ、聖子さんはあいかわらずの透き通った歌声ですよねー。ここにきて少し大人になってきた声、しかしまだあどけなさも残る歌い方。さすがです。
ちょっと あなたはあわてて飛んできて
私の右手をつかむのよ
それでいいのそれでいいの
あなたが大好き
微笑ましいですなあ。異変に気付き、彼があわてて飛んでくる。漫画で描くと、彼女の右手をつかみながら「ぴゅーっ」と風とともに消えていってるはず(笑)。
彼も彼女を大切に思っていて、一生懸命なのがよくわかりますよね。その様子を見て、「それでいいの」と2回くりかえします。この2回くりかえすあたり、憎いですね~。彼女の心がほわーっと温かくなってるのがわかります。
そして、「あなたが大好き」と。あー、この誰かを愛する気持ち。素晴らしいなあ。どこへいったのだ。私には何もないぞっ!特に女子は恋する気持ちを忘れてはいけませんよー。恋は女子を綺麗にしますからねー。
さて、2番の歌詞となるところですが、ずいぶん長くなっちゃいました。最後の曲だけに次回に持ち越すとしましょう。
昨日から肩が痛いんですよー。左の肩はシップだらけ(笑)
気持ちは若くても身体は老いていきますなー。くーっ。
いやいや、まだまだ頑張りますよー。
では、また次回 See You