私の松田聖子論 各論「Candy」7
みなさまお元気ですかRamoonです。
最近レコードプレーヤーが欲しいなーとネットで情報を見ております。こんな80年代の記事を書いたり、調べものをしてると「あ、レコードで音楽聴きたいなあ。」なんて気持ちになりまして。いや、実際レコードもプレーヤーも大きくて邪魔になるんですけどねー。
実家に置いていた昔のレコードやプレーヤーはすべて知らぬ間に親に捨てられておりました´;ω;`)ウッ…
70年代、家にあるステレオといえば、家具のようにデカい音響装置といえるものでした。3人ぐらい座れるソファーと同じくらいの存在感で応接間にありました。レコードのターンテーブル、カセットデッキ、ラジオチューナー、アンプ、スピーカーとそれぞれ独立した装置だったのです。それでよくレコードを聴いたもんです。
それが、80年代になるとコンパクトになりまして、コンポと呼ばれるようになりました。正確には「コンポーネントステレオ」というんだそうです。SONYのリバティーシリーズが欲しかったんですが、買えなかったなあ。親戚のお兄さんが持ってたのを羨望のまなざしで見ておりました。CMが印象的でね、確か隣の家の窓から紙飛行機が飛んできて・・・みたいな内容だったと思うんだけど。誰か覚えてませんか?
今はもう、音楽データで聴く時代ですよねえ。便利で効率的なんだけど、なんか豊かさを感じないんですよ。ターンテーブルに厳かにレコードを置いて・・・。良き時代だったのかもしれませんね。
それでは今回は・・・
4 Candy
8曲目となりました「野ばらのエチュード」。エチュードって確か練習曲って意味だよね?違う?はい、調べよーっと。フランス語なのね。美術で絵画、彫刻制作の準備のための下絵。音楽では楽器の練習のために作られた楽曲。練習曲。ふむ。そういうことだ。
さて、この曲は11枚目のシングルとしても有名ですね。「20才のエチュード」って歌詞もあるくらいだから、聖子さんが20才の時に発表された楽曲です。私的には京都の嵐山を旅する聖子さんのポッキーのCMで使われていた曲っていうのが一番に頭に浮かぶんです。考えたらポッキーって昔からあるんだなー。グリコアーモンドチョコレートのCMで高原の電話BOXで田原俊彦さんと出会うってシーンもありましたなあ。あの頃の私にとってグリコアーモンドチョコレートは高嶺の花でしたからねー。「高値のお菓子」といっていいかも。めったに食べることはありませんでしたよ。あこがれですね。
おっと、前置きが長くなってしまった。曲にいきましょうー。
トゥルリラー トゥルリラー
風に吹かれて
知らない町を旅してみたい
トゥルリラー トゥルリラー
ひとり静かに
愛を見つめて
20才のエチュード
吉本新喜劇なら、「お前はトゥルリラ教の教祖か!」ってツッコミが入りそうなほどトゥルリラを連呼しております。しかしトゥルリラーという言葉はどっから持ってきたのでしょうね。ここのメロディを歌詞なしで口ずさむとき、トゥルリラーって言いそうですよね。なんかそのまま、歌詞にしたような気がするんです。知らない町を旅しながら何気に口ずさむ意味のない言葉。それもまた一興ではないですか。
「風にふかれて 知らない町を旅してみたい」
私も歌を作るのですが(笑)ちょっと前に作った歌で「風に吹かれて 何処かへ行こう」という歌詞を入れてしまいました。何の変哲もない歌詞ですが(;^_^A
私の場合は、仕事などで疲れ果てたときなど、このままどこか遠くへいってしまいたい症候群に陥ります。もうフラフラと風に吹かれるままという状態です。聖子さんの曲の場合は楽しく行先も決めないで気の向くまま旅に出るという「風に吹かれて」やん。大きな違いや~ (´Д⊂グスン
「ひとり静かに 愛を見つめて 20才のエチュード」
ふむ。何か恋心を胸に秘めて旅に出ているのですかな。「20才やし、ちょっとここらで大人にならなあかんで。」みたいな。「旅でも行ってちょっと心を整えよかー」と。で、「整いました!」って「ねづっち」になって帰ってくるわけです(笑)。
あなたしか見えないの
青空の浮雲にも
もう私 あー迷わない
風が野ばらふるわせても
この「野ばらのエチュード」の歌詞は考察できないってか、そのままなのよね。「青空見ててもあなたのことばかり考えちゃうわー。ええい、もうええわい、風がちょっと吹いたぐらいではもう気は変わりはしまへん。あんたで決まりや!」ってことですよね。
まだ青い葡萄の実
くちびるを 寄せる少女
愛されて あーおびえてた
昨日までの私みたい
うーん、青い葡萄の実に唇を寄せる少女をたまたま見かけたのかな。どこかのぶどう畑で。で、「あー、昨日までの幼い私がいてるわー。」って思ったのでしょうか。何か比喩があるのかなあ?すいません、ここはこんな推測しかできません(;^_^A
トゥルリラー トゥルリラー
流れる時に
違う私を 映したいのよ
トゥルリラー トゥルリラー
つまずきながら
愛することを覚えてゆくのね
ワンダラダラ、ツーダラダラ、スリーダラダラ、ソワカ!ってイケメンパラダイス「花ざかりの君たちへ」でオスカー・M・姫島が唱えてたなあー。このセンス最高やなーと感心してました。あ、いやいや。また「トゥルリラー」が出てきたので(^▽^;)
諸君、若いうちはつまずきながら覚えていくのだよ。何事もね。私はずっとつまずいておりますが。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
はい、以上聖子さんの可憐さをそのまま曲にしたような素敵なかわいい曲でした。前述したように、とにかく私の中では「京都嵐山」「グリコポッキー」「20才」というワードを連想しちゃう曲なんですよね。あのCM、可愛かったからかなー?
さあ、みなさま今回はここまで。
またお会いしましょう
トゥルリラ~(さよなら~)