なんちゃって音楽研究所

80年代音楽を中心になんちゃって考察をするブログ

私の松田聖子論 各論「Pineapple」2

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みなさんお久しぶりでございます。

Ramoonです。

 

歳をとると時間が経つのが早くなりますね。

 

めっきり秋らしくなってきました。

とうとう厚手のパーカーを引っ張り出してきましたよ。

 

さて、今夜も少しばかりのお付き合いを。

 

3  Pineapple

②パイナップル・アイランド

 作詞:松本隆 作曲:原田真二 編曲:大村雅朗

 

さて、2曲目「パイナップル・アイランド」。

 キーボードの8分音符のフェードインからクリーンギターが入ってきますが、これだけで「夏!」って感じの陽射しを表現してますよね。すごいなあ。ほんとシュロの葉陰からチラチラ陽射しが見えるような。このアレンジってさすがです。

 

あ、シュロってどんな木だっけ?私のような庶民は常夏の島など知らんのです(´;ω;`)ウゥゥ

で、調べてみますと・・・。おお、見たことある。葉っぱ少ないのねー。南国って感じの木。パイナップルがグーンと伸びた感じ。ヤシ目ヤシ科シュロ属。

 

しかし、こんな妄想の歌詞を素敵に書く松本隆さんはすごい。妄想の映像が頭に浮かぶものなあ~。南の島ってよく知らないのに行った気になる。

 

あ、そうそう、しばらく聴いてると、えらいスネアが歪んでるって思った。あれ?これってドラム打ち込みだよね?と。あ、そう。こういうこともするのね、と。調べてみたらドラムに名前がない。ドラムマシンか。うむ。ま、いいか。

 

私も少しばかりベースを弾いたりするのですが、この曲のベースに耳を傾けてしまいました。スラップのプルの入り方がすごい参考になりました。勉強になります。友人にも聴いてみるよう勧めるのですが、あまりピンとこないみたいで(;^_^A

 

そしてなんだかコード進行が難しい曲だなあって思って、作曲者を見ると原田真二さんなんですね。若き天才です。当時スティーブルカサーみたいな髪型で「キャンディ」とか歌ってたのを覚えています。かっこいい曲を多く作られていますが、その中でも「タイムトラベル」が好きです。あ、これ、作詞は松本隆さんなんですね。すごい楽しい歌詞なんですよ。星新一みたいな(笑)。宇宙まで飛び出すもんなあ。

 

あ、話が逸れてった。

 

えー、サビの「青い地球の上 ポツンと無人島~」のとこ、コード進行がはずれていきそうな感じがおもしろい。これが、この曲の核なんでしょうね。

 

で、間奏に入るとメロディの後ろで水がチョロチョロと流れているのがSE風に入る。スネアが入って「海の底潜れば」と、先ほどスネアの効果もあって海の底にザバン!と飛び込んだんだね。と解釈できる。うむ。深い。

 

私の一番のお気に入りは2番のサビ前「何もかもが神秘的」の「てき~」の歌い方。かわいいではないか!「てき~」の音がこの「てき」の発音とあいまってパーンと投げ放った感じになってる。

 

「背中にコパトーンコパトーンて懐かしいなあ。そうそう、みんなコパトーン塗ってたよあの時代。ココナッツの香りが気持ちを高ぶらせるのよ。今も使ってるのかな?どっちかていうと紫外線に気を付けないといけない時代だよね?

 

しかし、ドラムが安っぽく感じるなー。ハイハットが特に。なんかもったいない。

 

軽いギターソロのようなメロディを奏でつつ、Aメロの繰り返しでフェードアウト。

このアルバムで一番夏を感じさせる曲でした。

 

ああ、南の島行きたい・・・。

 

それでは今夜はこの辺で

 

See You