なんちゃって音楽研究所

80年代音楽を中心になんちゃって考察をするブログ

私の松田聖子論 各論「SQUALL」3

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みなさんこんにちはRamoonでございます。

 

毎回ここにアクセスしていただいてる方、ありがとうございます。

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さて、このアルバムジャケットの聖子さん。極かわいいですよねー。あ、「神かわいいー」っていうんですかね?すいません、化石人間なもんで(;'∀')

 

えー、今回も各論「SQUALL」3と参りましょう。

 

 

 

1  SQUALL

(3)SQUALL

 作詞:三浦徳子 作曲:小田裕一郎 編曲:大村雅朗

 

来ましたよ!アルバムタイトルチューン。

弾き語り風な歌い出し。いいですねー。これだけでも十分聴けますよ。

 

コンサートとか盛り上がったのでしょうね。「行くよー!」みたいな感じで。

 

イントロのギターを聴いて松山千春さんの「長い夜」を連想したんですが、そうですよね、松原正樹さんでした。ごきげんなロックですね。8ビートがガンガン来る「聖子のハードロック」でいいんではないですか。

 

「oh! スコール」の後に「スコール、スコール」とディレイが返ってきます。このあたりの効果もうまく使われています。そして歌詞の内容を感情込めて表現しています。

 

「焼けた肌突き刺すように」のところは強めに、固めに歌ってますよね。「聖子のハードロック」の曲調に負けないように少し声を歪ませて歌っているところもさすがです。

 

「カヌーに乗って~」のところもわざと音程をずらしています。「ハードロック」のルーズさ、勢いなどを表しているのでしょう。

 

「oh!スコール 突然の嵐~」からは天に手を広げて世界がバッと広がる感じ。「嵐よ!吹き荒れろ!」みたいな、ね。

 

間奏のギターソロ。ここは俺の出番だ!みたいな感じでちゃんと自己主張している感じがいいですよね。それまでのアイドル曲の「オーケストラの中の一人」が楽譜に忠実に弾いているのではなく、ギタリストの特徴をしっかり前に出していますよね。曲の流れにしっかり合っていて、それでいてセンスを感じるソロ。お見事です。

 

「抱きしめて あなたの瞳」の「抱きしめて」の歌い方いいですよね。歌詞を表現してるんですよね。これが後々、総論で申し上げた作品の世界にリスナーを引き込む技となっていくのです。それが垣間見えます。

 

「海が燃えるわ」の「る」の発音。これわざとなんですか?舌ッ足らずなとこ。これは男子はキュンとなりますよ。ずるいなあ、この無意識なところに攻めてくるの。天性のエースパイロットです。うわっ、私も射抜かれた~!

 

そして、また松原さんのギターでフェードアウト。贅沢な曲ですよね。いや、確かに聖子さんもエースパイロットですけど、このスタッフによって作られた戦闘機(作品という意味ね「私の松田聖子論 総論2参照」)贅沢すぎやしませんか~?お代官様~!

 

というわけで、各論「SQUALL」3も、「これにて、一件落着~(遠山の金さん風に)。」

 

 

 それではまた次回

 

 

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