なんちゃって音楽研究所

80年代音楽を中心になんちゃって考察をするブログ

私の松田聖子論 各論「SQUALL」8

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 そろそろお腹いっぱいになってきた感がありますが、あと少しのお付き合いを

Ramoonです。

 

1  SQUALL

(8)青い珊瑚礁

作詞:三浦徳子 作曲:小田裕一郎 編曲:大村雅朗

 

言わずと知れた名曲でございますね。今、聴いても疾走感があり爽やかです。疾走感を生んでるのが16ビートを刻むハイハットとそこに乗っかってくるキーボードの印象的なリフ。まさに青色が見えるようです。ストリングスが疾走感を煽ってきてスプラッシュがシュワーッ!て感じで始まります。わくわくするイントロですよね。

 

「あー、私の恋は~」この曲のテーマ部分から入ります。聖子さんの余裕のあるきれいな音域です。このサビ部分がもう耳に残って忘れられなくなりますね。「あの島へ~」からまたイントロの印象的なリフが入ってきます。このリフ、いい仕事してますね~(「開運!なんでも鑑定団」の中島誠之助さん風に)。

 

「あなたと会う度に すべてを忘れてしまうの」サビとはガラッと変わって、しっとりとしたAメロになりやさしく語りかけるように歌います。大人びた声ですよね。そして綺麗な声です。「素肌に~」から少し張りのある声になります。ここの使い分けでしっかりサビへの流れを作っています。

 

ストリングスがまた迫ってきてシンセサイザーと思いますが、スプラッシュ音がプシューと来ます。そしてまたサビ。「あー、私の恋は~」と続きます。オープンハイハットの音が気持ちいいですね。

 

間奏の入り方もいいですね。「あの島へ~」と歌っている後ろでストリングスのキメが入ります。そのままストリングスのソロが続きます。全くしつこくなくあっさりと

イントロのリフに戻ります。この曲の肝なんでしょうね。とにかくこのリフの印象が強烈です。

 

2コーラス目に入ります。やはりAメロの歌い方がやさしいですね。聴き惚れてしまいます。「渚は~」の「は」の音が「わん」と聞こえて甘えた声みたいでいいですね~。いい仕事してますね~(本日2回目)。

 

「二人の頬が」の「ほほが」が歌いにくそうなのもいいですね。ちょっと意地悪ですが。そして最後のサビへ。そのサビのまま終了していきます。シングル曲というのもあってシンプルな曲構成となっていますね。印象的なイントロのリフがあってスプラッシュ音でフィニッシュ。

 

いやあ、もう疾走感ですね。若さ、青春ですよ。あっという間に通り過ぎていく。

ありがとう。いい曲です。

 

ということで今回の考察は以上で~す。

 

また、お会いしましょう。

 

See you